1958-04-15 第28回国会 参議院 外務委員会 第16号
それで日本としてはこうした国交を回復した以上は、スカルノの今の政府を援助しなければならないということになろうかと思うのですが、今永野議員からも言われたように、これは何とかした形で、今のスカルノ政府を援助しても他方から恨まれるということになるので、賠償を有効に使うためには、どうしても反乱軍とそれから政府との間の妥協ですか、何らかの一致、それが必要だと思うのですが、日本政府でできないと——ちょっと今その
それで日本としてはこうした国交を回復した以上は、スカルノの今の政府を援助しなければならないということになろうかと思うのですが、今永野議員からも言われたように、これは何とかした形で、今のスカルノ政府を援助しても他方から恨まれるということになるので、賠償を有効に使うためには、どうしても反乱軍とそれから政府との間の妥協ですか、何らかの一致、それが必要だと思うのですが、日本政府でできないと——ちょっと今その
○森元治郎君 スカルノ政府側の放送では、外国がこれを反乱軍の方を援助すると、スペイン内戦のようになるかもしれぬという声を上げているのですが、これに対して、この前も政務次官にちょっとお尋ねしたのですが、政府としては、やはり他国のいろいろ干渉をし、挑発するというようなことは慎しんでもらいたいというようなことをやはり言わなくちゃいけないと思うのです。
あるいは、従来ジャワとかスマトラとの関係を調整するためには、やはりジャワ中心のスカルノ氏だけでなしにハッタ氏もこれに協力をすべきものであるというふうな考え方、また、スカルノ政府そのものを否認するという意味の反乱が起っているわけではないわけでありまして、従いまして、私は、先ほどのような見通しのもとに立っておる、また、それの正当政府との間に結んだところのものは、将来かりにいろいろなことで変化が起った場合